rule更新 2026-09-16

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保存容器の耐熱温度を品質表示規程で読む フタをしたまま電子レンジ・冷凍庫・食洗機・本体と蓋の温度差の条件で20行から選ぶ

消費者庁の合成樹脂加工品品質表示規程は、保存容器の耐熱温度を「試験で機能の異常又は著しい変形が生じた温度から 10 度を引いた値」と定め、本体と蓋に違う樹脂を使う容器にはそれぞれの部位の耐熱温度を表示させます。スケーターのワンタッチ密閉保存容器 SOT8 は本体が 140℃、EVA 樹脂のフタが 60℃ で、同じ容器でも部位で値が違います。この記事は規程の記載 13 項目と、3 社の保存容器 20 行のメーカー表示を 2 つの表に集め、フタをしたまま電子レンジで温めるか・冷凍庫で使うか・食洗機で洗うか・本体と蓋の耐熱温度が違うかの条件ごとに、どの行が残るかを言い切ります。

選び方

根拠は令和元年改正の規程で対象は合成樹脂加工品

この記事が読んだのは、消費者庁の合成樹脂加工品品質表示規程 (平成 29 年消費者庁告示第 5 号、最終改正 令和元年 6 月 28 日。取得日 2026-09-16) です。改定があるかは、消費者庁の家庭用品品質表示法のページで確かめます。

規程が表示事項を定めるのは合成樹脂加工品で、表示事項は容器の区分で違います。ごみ容器その他の蓋付容器・洗いおけ・冷蔵庫用水筒・飲料用シール容器などの「台所用容器等」は、原料として使用する合成樹脂の種類・耐熱温度・耐冷温度・容量・取扱い上の注意の 5 つを表示します。椀・皿・コップ・食品用シール容器・弁当箱などの容量表示を必要としない「皿等」は、合成樹脂の種類・耐熱温度・取扱い上の注意の 3 つで、耐冷温度と容量は表示事項に入っていません。製品表の 20 行がどちらの区分かはメーカーが決めることで、出典には書かれていません。本体がほうけい酸ガラスの 3 行は、ガラスの本体が規程の対象かどうかを出典が書いていないので、蓋の表示の値だけで数えます。

耐熱温度は試験温度から10度引いた値で部位ごとに表示する

規程の耐熱温度は、日本工業規格 S 2029 (プラスチック製食器類) の耐熱性の試験を 50 度を起点に 10 度おきに行い、機能の異常又は著しい変形が生じた温度から 10 度を引いた値です。耐冷温度も同じ形で、一定温度の低温槽に 1 時間保持して取り出し 2 時間放置する試験をマイナス 10 度を起点に 10 度おきに行い、異常が生じた温度に 10 度を足した値です。どちらも異常が出た温度そのものではなく、その 1 段階手前の温度が表示になります。

規程は、本体・蓋等のうち二以上の部分に異なる種類の原料樹脂を使っているときは、それぞれの部分の耐熱温度を、その部分を示す用語と併記して表示すると定めています。製品表で本体がポリプロピレン、フタが EVA 樹脂や AS 樹脂の行はこの記載どおり本体とフタで別の耐熱温度が書かれていて、フタの値が本体より低い行が 6 行あります。容器全体として耐えられる温度は低い方の部位の値なので、本体の 140℃ だけで選ぶと、フタが 60℃ の行が本体もフタも 140℃ の行に混ざります。何℃あれば電子レンジに使えるかは規程にもメーカー表示にも無く、電子レンジの可否は下の「電子レンジ・冷凍庫の可否は取扱い上の注意で読む」のメーカー表示で読みます。

耐冷温度の表示事項があるのは台所用容器等だけ

規程の第一条の表で耐冷温度を表示事項に入れているのは台所用容器等で、食品用シール容器・弁当箱を含む皿等の表示事項には耐冷温度がありません。製品表の「耐冷温度」列が記載なしの 5 行は、参照したメーカーのページに耐冷温度が無いという意味で、冷凍庫に入れられないという意味ではありません。

冷凍庫の可否は、規程が取扱い上の注意として表示を求める「冷凍庫に入れて使用すると破裂するおそれがある旨 (冷凍庫用に耐冷設計されていないものに限る)」と、メーカーの冷凍の表示で読みます。製品表では、冷凍庫の使用はしないとメーカーが書く行が 2 行、冷凍冷蔵保存 OK などと書く行が 7 行です。

電子レンジ・冷凍庫の可否は取扱い上の注意で読む

規程は取扱い上の注意として、電子レンジ用として使用できないものには電子レンジで使用できない旨を、使用できるものにはその使用形態と内容物に応じ注意すべき事項を、台所用容器等と皿等に表示するよう定めています。製品表の「電子レンジの表示」列はこのメーカー表示で、フタをしたまま可・フタを外して可・可 (フタの扱いは記載なし)・不可・記載なしの 5 通りに分かれます。「不可」はメーカーが使用しないでくださいと書いている行だけで、「記載なし」は参照したページに記載が無い行です。

使用形態と内容物の注意の例は、旭化成のジップロック コンテナーの製品ページにあります。油分の多い食品 (カレー、シチューなど) の加熱調理は耐熱温度を超えることがあるので解凍までにとどめる、加熱時はフタをずらして使用する、食品が熱いままフタをしない (変形のおそれがある) の 3 つです。

食洗機の可否は規程の表示事項ではなく、メーカーが任意で表示する項目です。製品表の「食洗機の表示」列は、食洗機 OK・食洗器使用可のメーカーの文言を「可」、自動食器洗浄機の使用はしないでくださいの文言を「不可」としています。

取扱い上の注意は本体から離れない方法で表示する

規程は、表示を合成樹脂加工品ごとに消費者の見やすい箇所に分かりやすく記載し、取扱い上の注意は本体刻印・本体印刷・ラベルの貼付けなど本体から容易に離れない方法で行うと定めています。表示できる平面が 50 平方センチメートル未満で全部を表示できないときは容量と取扱い上の注意を省略できますが、耐熱温度は省略の対象に入っていません。製品表の「記載なし」は参照したメーカーのページに無いという意味で、容器本体の表示に無いという意味ではありません。

比較

規程の記載 12 項目とメーカーの注意の例 1 項目を 13 行に分け、規程のどこに書かれているかと合わせて 1 つの表にしました。

項目規程・注意の記載該当箇所
台所用容器等の表示事項ごみ容器その他の蓋付容器、洗いおけ、冷蔵庫用水筒、飲料用シール容器及び保冷剤を使用した容器等 (容量表示を必要としない容器を除く。「台所用容器等」) は、一 原料として使用する合成樹脂の種類、二 耐熱温度、三 耐冷温度、四 容量、五 取扱い上の注意 を表示する規程 第一条の表「食事用、食卓用又は台所用の器具」
皿等の表示事項 (食品用シール容器・弁当箱)椀、皿、コップ、食品用シール容器、弁当箱、ざる、箸立て、パンケース等の容量表示を必要としない容器 (「皿等」) は、一 原料として使用する合成樹脂の種類、二 耐熱温度、三 取扱い上の注意 を表示する。耐冷温度と容量は表示事項に入っていない規程 第一条の表「食事用、食卓用又は台所用の器具」
耐熱温度の試験日本工業規格 S 2029 (プラスチック製食器類) の 7.4 の耐熱性の試験を用い、50 度を起点として 10 度おきに行う (原料樹脂の特性から合理的に推定できるときは、推定した温度を起点にできる)規程 第二条三の表 一 試験方法
耐熱温度の算出耐熱温度 = 試験により機能の異常又は著しい変形が生じた温度 − 10 度規程 第二条三の表 二 耐熱温度
部位ごとの耐熱温度本体、蓋等のうち二以上の部分に異なる種類の原料樹脂を使用しているときは、それぞれの部分の耐熱温度を、当該部分を示す用語を併記して表示する規程 第二条三
耐冷温度の試験一定温度の低温槽に 1 時間保持したのち取り出して 2 時間放置し、機能の異常又は著しい変形が生じているかを観察する。マイナス 10 度を起点として 10 度おきに行う (水を入れて冷蔵庫の中で使用する容器は常温の水を約 80% 入れる)規程 第二条四の表 一 試験方法
耐冷温度の算出耐冷温度 = 試験により機能の異常又は著しい変形が生じた温度 + 10 度規程 第二条四の表 二 耐冷温度
取扱い上の注意 (電子レンジ)電子レンジ用として使用できないものについては電子レンジで使用できない旨、電子レンジで使用できるものについては、その使用形態、内容物に応じ注意すべき事項 (台所用容器等及び皿等に限る)規程 第二条八 (九)
取扱い上の注意 (冷凍庫)冷凍庫に入れて使用すると破裂するおそれがある旨 (冷凍庫用に耐冷設計されていないものに限る)規程 第二条八 (七)
取扱い上の注意 (火のそば)火のそばに置かない旨規程 第二条八 (一)
容量の表示1 リットル以上はリットル単位、1 リットル未満はミリリットル単位で表示し、許容範囲はプラス 10% 以内、マイナス 4% 以内 (冷蔵庫用水筒はプラス・マイナス 5% 以内)規程 第二条五
表示の方法合成樹脂加工品ごとに消費者の見やすい箇所に分かりやすく記載する。取扱い上の注意は本体刻印、本体印刷又はラベルの貼付け等、本体から容易に離れない方法で行う。表示できる平面が 50 平方センチメートル未満で全部を表示できないときは、容量と取扱い上の注意を省略できる規程 第一条ただし書・第二条十
メーカーの注意の例 (旭化成 ジップロックコンテナー)油分の多い食品 (カレー、シチューなど) の加熱調理は、耐熱温度を超えることがあるので、解凍までにとどめる。加熱時はフタをずらして使用する。食品が熱いままフタをしない (変形のおそれがある)ジップロック コンテナー 製品ページ 取り扱い上のご注意・電子レンジ使用時のご注意

保存容器の製品表 (20 行)

3 社の製品ページから、本体と蓋の材質・本体と蓋の耐熱温度・耐冷温度・電子レンジ・冷凍・食洗機のメーカー表示を 20 行に集めました。並べた値はどれもメーカーの製品ページの表示です。

メーカー・品名 (品番)本体の材質蓋の材質本体の耐熱温度蓋の耐熱温度耐冷温度電子レンジの表示冷凍の表示食洗機の表示公式資料での根拠商品ページ
スケーター ハムフレッシュキーパー (FKH1)ポリプロピレン (本体・スノコ)EVA 樹脂120℃60℃記載なし記載なし記載なし記載なしスケーター 商品ページスケーター FKH1
スケーター 作り置き小分け容器セット 角小 4 個入 100ml (CCBC4)ポリプロピレン (部位の区別なし)本体と同じ表示 (部位の区別なし)140℃ (「-20~140度」の表記)本体と同じ表示-20℃ (「-20~140度」の表記)フタを外して可可 (冷凍冷蔵保存 OK)可スケーター 商品ページスケーター CCBC4
スケーター お茶碗型薄肉保存容器 S 270ml (RGO1)ポリプロピレン (フタ・本体・ザル)ポリプロピレン (フタ・本体・ザル)140℃ (「-20~140度」の表記)140℃ (「-20~140度」の表記)-20℃ (「-20~140度」の表記)フタをしたまま可可 (粗熱を取らずに冷凍庫 OK)可スケーター 商品ページスケーター RGO1
スケーター おかず冷凍作りおき容器 400ml (SLD2)ポリプロピレン (フタ・本体)ポリプロピレン (フタ・本体)140℃ (「-20~140度」の表記)140℃ (「-20~140度」の表記)-20℃ (「-20~140度」の表記)フタをしたまま可可 (冷凍・冷蔵保存)可スケーター 商品ページスケーター SLD2
スケーター 保存容器 1 段 550ml 食洗機対応 (PM4CA)ポリプロピレン (本体・仕切)AS 樹脂140℃100℃-20℃ (フタ・本体・仕切・止具・パッキン)フタを外して可記載なし可スケーター 商品ページスケーター PM4CA
スケーター カチっとスタッキングができるプラスチック容器 3 段 720ml (SIJ3)ポリプロピレン (フタ・本体)ポリプロピレン (フタ・本体)140℃140℃-20℃ (フタ・本体・パッキン)フタを外して可記載なし可スケーター 商品ページ
スケーター システムコンテナ ランチ 4P セット (LBST4S)ポリプロピレン (フタ・本体)ポリプロピレン (フタ・本体)140℃ (「-20~140度」の表記)140℃ (「-20~140度」の表記)-20℃ (「-20~140度」の表記)フタをしたまま可 (エアーバルブ付き)可 (冷凍できる保存容器)可スケーター 商品ページスケーター LBST4S
スケーター 海苔保存容器 全型 (NOST1)ポリプロピレン (本体・止具)AS 樹脂120℃80℃記載なし不可不可 (冷凍庫の使用はしない)不可スケーター 商品ページスケーター NOST1
スケーター 抗菌ミニシールボックス 130ml 2 個セット (MO1WAG)ポリプロピレンEVA 樹脂140℃60℃記載なしフタを外して可不可 (冷凍庫の使用はしない)不可スケーター 商品ページスケーター MO1WAG
スケーター 密閉プッシュボタン付き保存容器 800ml (POS8)ABS 樹脂 (フタ・本体・プッシュボタン)ABS 樹脂 (フタ・本体・プッシュボタン)100℃100℃記載なし不可記載なし不可スケーター 商品ページスケーター POS8
スケーター ワンタッチ密閉保存容器 M 800ml (SOT8)ポリプロピレンEVA 樹脂140℃60℃-20℃ (フタ・本体)フタを外して可記載なし不可スケーター 商品ページスケーター SOT8
スケーター エアー弁ふわっと保存容器 300ml 2 個セット (FCNF1W)ポリプロピレン (部位の区別なし)本体と同じ表示 (部位の区別なし)140℃本体と同じ表示-20℃フタをしたまま可記載なし不可スケーター 商品ページスケーター FCNF1W
スケーター 抗菌パッキン一体型ふわっと保存容器 600ml (PAS6AG)ポリプロピレン (フタ・本体・仕切)ポリプロピレン (フタ・本体・仕切)140℃140℃記載なしフタをしたまま可記載なし可スケーター 商品ページスケーター PAS6AG
シービージャパン 耐熱ガラス保存容器 3P ラウンド (001-78)ほうけい酸ガラスポリプロピレン記載なし (ガラス部は耐熱ガラス温度差 120℃)90℃-20℃ (フタ)蓋を外して可可 (冷蔵・冷凍保存)可 (食洗器使用可)シービージャパン 製品ページ
シービージャパン atomico 耐熱ガラス保存容器 2P L (001-98)ほうけい酸ガラスポリプロピレン記載なし (ほうけい酸ガラス)50℃-20℃ (フタ)可 (フタの扱いは記載なし)記載なし可 (食洗器使用可)シービージャパン 製品ページ
シービージャパン atomico 耐熱ガラスミニ保存容器 3P ラウンド/スクエア (001-99)ほうけい酸ガラスポリプロピレン記載なし (ほうけい酸ガラス)50℃ (フタ・パッキン)-20℃ (フタ・パッキン)可 (電子レンジ・オーブン・冷凍庫・熱湯・食器洗浄機すべてに対応)可可 (食洗器使用可)シービージャパン 製品ページシービージャパン 001-99
シービージャパン ワンタッチ開閉 密閉保存容器 1.2L (001-128)PET 樹脂ABS 樹脂60℃ (本体・フタ)60℃ (本体・フタ)-20℃記載なし記載なし記載なしシービージャパン 製品ページシービージャパン 001-128
シービージャパン お弁当にもう一品おかず容器 M 3P (006-56)ポリプロピレンポリエチレン100℃ (部位の区別なし)本体と同じ表示 (部位の区別なし)-20℃可 (フタの扱いは記載なし)記載なし可 (食洗器使用可)シービージャパン 製品ページシービージャパン 006-56
シービージャパン atomico 抗菌耐熱レンジザルボウル 5P (001-105)ポリプロピレン (部位の区別なし)本体と同じ表示 (部位の区別なし)140℃本体と同じ表示-20℃可可可 (食洗器使用可)シービージャパン 製品ページシービージャパン 001-105
パール金属 NEW冷凍つくりおきトレー180 2 個組 (HC-123)ポリプロピレンポリプロピレン140℃100℃-20℃ (本体・ふた)記載なし記載なし (品名は「冷凍つくりおきトレー」)記載なしパール金属 製品ページパール金属 HC-123

「蓋の耐熱温度」の「本体と同じ表示」は、メーカーが本体とフタの部位を分けずに 1 つの耐熱温度を表示しているという意味で、この記事では本体の値で数えます。「-20~140度」のように範囲で書かれた表示は、耐冷温度 -20℃・耐熱温度 140℃ として数えます。シービージャパン 001-78 の「耐熱ガラス温度差 120℃」は耐熱温度ではなく、メーカーの表示のままの値です。

向く人・向かない人

フタをしたまま電子レンジ → スケーターの5行

20 行のうち「電子レンジの表示」がフタをしたまま可なのは 5 行で、すべてスケーターです。エアーバルブ付きのシステムコンテナ ランチ LBST4S もこの 5 行に入ります。シービージャパンの 4 行は可の表示だけでフタの扱いを書いていないので、フタをしたまま温められるとはこの表では言い切れません。

5 行のうち冷凍の表示が可で食洗機の表示も可なのは、RGO1・SLD2・LBST4S の 3 行です。FCNF1W は食洗機の表示が不可、PAS6AG は耐冷温度と冷凍の表示が記載なしです。

フタを外せば電子レンジでよい → 6行

20 行のうちフタを外して可 (シービージャパンの表記は蓋を外して可) なのは 6 行で、スケーターの 5 行と、シービージャパンの耐熱ガラス保存容器 001-78 です。フタをしたまま可の 5 行を足すと、フタの扱いまでメーカーが書いている行は 11 行になります。

6 行のうち食洗機の表示が不可なのは MO1WAG と SOT8 の 2 行で、残る 4 行は可です。冷凍の表示まで可なのは CCBC4 と 001-78 の 2 行です。SIJ3 はスケーターの公式オンラインショップ、001-78 はシービージャパンの公式サイトで、品番から探します。

電子レンジは使わない → 不可の2行も残る

電子レンジの表示が不可なのは海苔保存容器 NOST1 と密閉プッシュボタン付き保存容器 POS8 の 2 行で、電子レンジを使わないなら、この 2 行を含む 20 行すべてが候補です。2 行はどちらも食洗機の表示も不可で、NOST1 は冷凍庫の使用もしない表示です。

電子レンジを使わず食洗機は使うなら、下の「食洗機で洗いたい」の 12 行から選びます。

冷凍庫で使う → 耐冷温度-20℃の15行

20 行のうち「耐冷温度」列に -20℃ の表示があるのは 15 行で、そのうち本体がほうけい酸ガラスの 3 行はフタ (001-99 はフタ・パッキン) の値です。記載なしの 5 行のうち、海苔保存容器 NOST1 と抗菌ミニシールボックス MO1WAG はメーカーが冷凍庫の使用はしないと書いていて、残る 3 行は耐冷温度も冷凍の表示も記載なしです。皿等の表示事項に耐冷温度が無いので (上の「耐冷温度の表示事項があるのは台所用容器等だけ」)、この 3 行を冷凍できないとは読みません。

15 行のうち冷凍の表示も可なのは 7 行で、スケーターが 4 行、シービージャパンが 3 行です。残る 8 行は耐冷温度の表示はあってもメーカーが冷凍庫の使用に触れていない行で、そのうちパール金属 HC-123 は品名が冷凍つくりおきトレーです。

食洗機で洗いたい → 可の表示は12行

20 行のうち「食洗機の表示」が可なのは 12 行で、スケーターが 7 行、シービージャパンが 5 行です。不可は 5 行で、すべてスケーターです。記載なしは 3 行で、食洗機は規程の表示事項ではないので (上の「電子レンジ・冷凍庫の可否は取扱い上の注意で読む」)、記載なしはメーカーのページに任意の表示が無いという意味です。

冷凍の表示が可の 7 行はすべて食洗機の表示も可で、12 行に冷凍の表示が可を重ねると 7 行です。

本体と蓋で耐熱温度が違う → 低い方で見て6行

本体と蓋の両方に耐熱温度の表示があり、蓋の値が本体より低いのは 6 行で、スケーターが 5 行、パール金属の HC-123 が 1 行です。蓋の樹脂は EVA 樹脂が 3 行 (60℃)、AS 樹脂が 2 行 (100℃ と 80℃)、ポリプロピレンが 1 行 (100℃) です。規程は部位ごとの耐熱温度の表示を求めているので、この 6 行は低い方の部位の値で扱います。本体の耐熱温度が 140℃ の行は 12 行ですが、蓋まで 140℃ なのは 8 行です。

本体がほうけい酸ガラスの 3 行は本体の耐熱温度の表示が無く、比べられる値はフタの 90℃ (001-78) と 50℃ (001-98・001-99) だけです。001-98 はシービージャパンの公式サイトで品番から探します。

油分の多い食品を温めたい → 本体140℃は12行

油分の多い食品の加熱調理は耐熱温度を超えることがあるので解凍までにとどめる、というジップロック コンテナーの注意 (上の「電子レンジ・冷凍庫の可否は取扱い上の注意で読む」) を製品表に当てると、本体の耐熱温度が 140℃ の行は 12 行、120℃ 以下の行は 5 行 (120℃ が 2 行、100℃ が 2 行、60℃ が 1 行) です。蓋まで含めて低い方の部位で見ると、12 行のうち 8 行です (上の「本体と蓋で耐熱温度が違う」)。

140℃ なら加熱してよいという記載は規程にもメーカー表示にも無く、12 行でも油分の多い食品を加熱するかは、各製品の取扱い上の注意で決めます。

手持ちの容器が表に無い → 本体の表示を見る

取扱い上の注意は本体から容易に離れない方法で表示されるので (上の「取扱い上の注意は本体から離れない方法で表示する」)、表に無い容器は容器本体の表示で合成樹脂の種類・耐熱温度・取扱い上の注意を読み、上の節の条件に当てはめます。小さい容器で容量と取扱い上の注意が省略されていても、耐熱温度は本体の表示にあります。

出典

最終更新: 2026-09-16